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10/1から川越市で変わること|住民票は窓口300円、下水道の基本料金200円→657円

川越市では2026年10月1日(木)から、市役所の窓口で取る住民票などの手数料が200円から300円に、下水道使用料の基本料金が1か月200円から657円(税抜き)に上がります。埼玉県の最低賃金は時間額1,196円になり、65歳以上などを対象にしたインフルエンザと新型コロナの定期接種も始まります。この記事では、10月から川越市で変わることを、暮らしへの影響が大きい順に並べます(金額は2026年10月時点)。

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10/1から川越市で変わること一覧

項目 いつから 変わる内容
下水道使用料 10月1日 基本料金 200円→657円(1か月・税抜き)、従量料金も全段階で値上げ
窓口の証明書手数料 10月1日 住民票の写し・印鑑登録証明書など 200円→300円(コンビニ交付は150円)
埼玉県最低賃金 10月1日 時間額 1,141円→1,196円
高齢者のインフルエンザ定期接種 10月1日〜2027年1月31日 自己負担 1,500円
高齢者の新型コロナ定期接種 10月1日〜2027年1月31日 自己負担 11,800円
国民年金保険料の育児免除 10月から 子が1歳になるまでの保険料を、所得に関係なく免除(申請が必要)
南古谷駅南口の駅前広場工事 10月上旬〜2027年3月中旬 片側交互通行、夜間は車両通行止めの場合あり

下水道使用料:基本料金が200円→657円に

いちばん多くの世帯に関わるのが下水道使用料です。川越市の下水道使用料は平成21年度に今の額を決めてから据え置かれてきましたが、市は物価の高騰、埼玉県に払う負担金の値上がり、老朽化対策や耐震化のための資金が足りなくなる見込みを理由に、10月1日から改定します。

基本料金(使った量に関係なく毎月かかる分)は1か月200円から657円へ、457円上がります(税抜き)。使った量に応じてかかる従量料金も、1立方メートルあたりの単価が全段階で上がります。

1か月の下水排除量 現行 改定後
10立方メートルまでの分 45円 50円
10を超え20立方メートルまでの分 80円 90円
20を超え30立方メートルまでの分 105円 119円
30を超え50立方メートルまでの分 130円 147円
50を超え200立方メートルまでの分 150円 170円
200を超え500立方メートルまでの分 175円 198円
500立方メートルを超える分 190円 215円

(1立方メートルあたり・1か月・税抜き。出典: 川越市「下水道使用料を改定します(令和8年10月1日付け)」)

家庭ではいくら上がる?

市が比べている「1か月に20立方メートル」の場合、税込みで1,595円から2,262円になります。市によると、改定前の1,595円は県内56団体中51番目の安さで、改定後の2,262円は56団体中29番目です(令和7年12月時点の調査)。

市のページには、2か月で59立方メートルを使った場合の計算例も載っています。改定後の料金では、この場合の請求額は2か月で7,012円(税込み)です。自分の家の額は、市のページにある「下水道使用料簡易計算ツール」(Excel)か、スマートフォン向けの「下水道使用料早見表」(PDF)で確かめられます。

新しい料金が請求に出るのはいつ?

下水道使用料は水道の使用量をもとに計算され、検針は2か月ごとです。偶数月に検針する地区と奇数月に検針する地区で、切り替わる時期が違います。

  • 偶数月検針の地区: 10月検針分までは改定前の料金、12月検針分から改定後の料金
  • 奇数月検針の地区: 9月検針分までは改定前の料金、11月検針分は改定前1か月分と改定後1か月分、2027年1月検針分から改定後の料金
  • 10月以降に使い始めた場合は、最初の検針から改定後の料金

自分の地区が偶数月か奇数月かは、検針票「上下水道使用量・料金等のお知らせ」に書かれた使用月分で分かります。市は改定の内容と背景を説明する動画(再生時間28分45秒)も公開しています。

なぜ今上がるのか・水道料金はどうなるのか

市の説明では、人口減少などで下水道使用料の収入が減る見込みの一方、施設の老朽化対策や耐震化、物価の高騰、県に払う流域下水道維持管理負担金の値上がりで経費が増え、公共下水道事業会計は令和7年度以降、赤字(純損失)になる見込みだとしています。

市はこれまでの経費削減として、外部委託を進めて職員を平成26年度からの10年間で8人減らしたこと、平成22年度から24年度に企業債を繰り上げて返し、将来の支払利息を約10億円減らしたこと、令和6年度に使っていないポンプ場の跡地を売ったことを挙げています。

10月1日に改定されるのは下水道使用料で、水道料金ではありません。ただし市は、令和6年度の上下水道事業経営審議会の審議で、水道料金と下水道使用料のどちらも改定の必要があることが確認されたとしています。水道料金については、令和8年度以降に上下水道事業管理者から経営審議会へ改定について諮問(意見を求めること)をする予定だと、市のホームページ(2026年1月14日更新)で説明しています。

住民票・印鑑証明などの窓口手数料:200円→300円

市役所などの窓口で取る証明書の手数料が、10月1日から200円から300円に上がります。対象は次の8種類です。

  • 住民票の写し
  • 住民票記載事項証明書
  • 印鑑登録証明書
  • 戸籍の附票の写し
  • 課税証明書
  • 非課税証明書
  • 所得証明書
  • 納税証明書

同じ証明書をコンビニ交付で取ると150円です。コンビニ交付はメンテナンスのときを除いて年中無休で、午前6時30分から午後11時まで使えます。窓口の300円との差は1通150円なので、コンビニ交付を使える人はそちらのほうが安く済みます。市は庁舎の中にもコンビニ交付専用の端末を置いています。

埼玉県の最低賃金:時間額1,196円に

埼玉県の最低賃金(地域別最低賃金)が、10月1日から時間額1,141円から1,196円に上がります。引き上げ額は55円です。

最低賃金は年齢や雇用形態に関係なく、パートや学生アルバイトも含め、埼玉県内の事業場で働くすべての人に当てはまります。派遣で働く人は、派遣先の事業所がある地域の最低賃金が当てはまります。10月分の給与明細が届いたら、時給が1,196円以上になっているかを確かめてください。

市は、最低賃金の引き上げの影響を受ける中小企業・小規模事業者向けに、埼玉働き方改革推進支援センターの無料相談を案内しています。

65歳以上のインフルエンザ・新型コロナ定期接種が始まる

川越市の高齢者向けのインフルエンザと新型コロナウイルス感染症の定期接種が、10月1日から2027年1月31日まで受けられます。

インフルエンザ 新型コロナ
期間 2026年10月1日〜2027年1月31日
自己負担 1,500円 11,800円
回数 期間中1人1回

対象は、接種日に川越市に住民登録があり、満65歳以上の人か、満60歳から64歳で心臓・じん臓・呼吸器、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に身体障害者1級程度の障害がある人です。生活保護受給世帯の人などは無料です。

接種は市の指定する医療機関に予約して受けます。新型コロナについては、市は総合保健センターなどでの集団接種は行わず、市役所でも予約は受け付けていません。市内の医療機関で受けるなら、予診票は医療機関でもらえます。期間の外で受けたり、2回目を受けたりした分は任意接種になり、全額自己負担です。

広報川越9月号では、インフルエンザのワクチンは接種の2週間後から5か月ほど効果が続くとされることから、10月下旬から12月中旬までに済ませることを勧めています。

国民年金保険料の育児免除制度が始まる

10月から、子を育てている国民年金の第1号被保険者(20歳以上60歳未満の自営業者、農業者、学生、無職の人など)は、子が1歳になるまでの国民年金保険料が免除される制度を使えるようになります。所得の条件は無く、実父母・養父母が申請すれば免除されます。夫婦ともに第1号被保険者なら、2人とも対象です。

免除された期間は、保険料を納めたものとして老齢基礎年金の額に反映されます。実父・養父母は、子を育てることになった月から1歳の誕生日の前月までの最大12か月が対象です。実母は、産前産後免除の期間に続く9か月が対象です(産前産後免除と合わせて最大13か月)。どちらも2026年10月1日以降の期間に限ります。

申請は10月1日から、市民課(本庁舎1階)、市民センター、川越駅西口連絡所、川越年金事務所の窓口で受け付けます。マイナポータルからも申請できます。持ち物は、年金手帳か基礎年金番号通知書と、マイナンバーカード・運転免許証などの本人確認書類です。

川越駅の西口
2010年の川越駅西口(撮影 Kzaral/CC BY 2.0)

南古谷駅南口で駅前広場の工事が10月上旬から

JR川越線の南古谷駅の南口で、川越市が駅前広場の整備工事(第一工区)を10月上旬から2027年3月中旬まで行います。工事場所は川越市大字並木地内ほかです。

  • 昼間(午前9時〜午後5時): 片側交互通行
  • 夜間(午後10時〜午前6時): 片側交互通行、または車両通行止め

市のお知らせによると、交通規制は作業の内容に応じて行い、作業時間中ずっと行うわけではありません。工事の内容は地盤改良、舗装、排水構造物、区画線などです。夜に南古谷駅の南口へ車で送り迎えに行く人は、通行止めに当たる場合があります。工事の場所やのりば、北口ができるまでの流れは南古谷駅南口の広場工事の記事にまとめています。

11月からは駐車監視員の巡回路線の一部が変わる

10月ではありませんが、広報川越10月号は、11月1日から駐車監視員が巡回する路線の一部(新富町一丁目から新宿町一丁目まで)が改訂されると伝えています。詳しい路線は、埼玉県警察本部のホームページで10月1日に更新される予定です。

情報源

アイキャッチ: 本川越駅(撮影 Nesnad/CC BY 4.0、文字を加工)

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